和紙ブーケ・花束(ピンク系の薔薇と小花)の製作事例を追加しました。

結婚1周年(紙婚式)に奥様へのプレゼントとしてご依頼頂いた、特注和紙ブーケの制作事例を追加しました。

鮮やかなピンク系の薔薇に、青い小花を加えて可愛らしく仕上げました。
結婚式で使用されたブーケをもとに制作しているので、プレゼント後には自然と式当日の話で盛り上がりそうですね。
※下記リンクより事例をご覧頂けます。

ピンク系のバラと、青い小花の和紙ブーケ(紙婚式ペーパーフラワー)斜め上から
ピンク系のバラと、青い小花の和紙ブーケ(BQ_15)
■ご用途:結婚記念日(紙婚式)プレゼント
■和紙の花について:
土佐和紙(高知県)をはじめとした国産和紙を使用して作られた花や葉。
和紙の良し悪しが仕上がりに影響するため、素材作りから染色、加工、アレンジメントに至るまで全て自社一貫制作でおこなっています。和紙の花は枯れる心配がなく、いつまでも美しく咲き続けます。

染色装飾和紙 オーダーメイド製作のご注文について

紙あさくらでは、染色和紙や創作和紙のデザインから製作まで一貫して行っております。上質な和紙の特徴を生かした彩り豊かな仕上がりは、あたたかく美しい一つの工芸品です。お客様のご要望やイメージに合わせてのオリジナル製作を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

1点から大口まで、商品に関してご不明な事が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
お電話・Faxでも受け付けております。

墨金彩の創作加飾デザイン和紙(S-701)金箔・樹脂の創作加飾デザイン和紙(G-703)漆の創作加飾デザイン和紙(U-709)漆の創作加飾デザイン和紙(U-703)手染め・染色デザイン和紙(D-707)その他の創作加飾デザイン和紙(E-702)押花入り

 

「染色装飾和紙 オーダー製作 : よくあるご質問(FAQ)」

 

Q. 納期はどれくらいですか?
A. 【オーダーメイド品】
仕様や数量により変わりますが、目安としては下記の通りです。
お急ぎの場合や、ご希望のお届け日がある場合には、調整も可能です。
 
■染色・創作和紙 約7~10日間
■創作和紙(漆・柿渋使用)約2~3週間
※いずれも納期短縮可
 
【既製品】
オンラインショップ「Washiあさくら」では、100種類以上の染色創作和紙を取り揃えております。
月~土曜(日祝日を除く)15時までのご注文・決済完了で即日発送可能です。
 
染色和紙 一覧
創作和紙 一覧
Q. 主な制作の流れを教えて下さい。
A. 制作のお問い合わせをいただいてから、完成に至るまでの大まかな流れは下記の通りです。

Step1. お問合せ
ご希望の寸法と用途についてお知らせ下さい。
そのほか、仕様やデザインについてなど、ご不明な事が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
ご不安に感じている部分や、概算見積り、納期など、何でも結構です。

 

Step2. 打ち合わせ・ご提案
お聞きしたご要望を元に打ち合わせ・ご提案を行います。

 

Step3. お見積もり・ご入金
仕様が決まりましたら正式なお見積もりをお知らせ致します。
内容にご納得頂けましたらご入金をお願い致します。
※ご入金前にキャンセルとなっても、お客様に費用のご負担はありません。

 

Step4. 製作開始
ご入金確認後、製作を進めさせて頂きます。
途中経過をメール等でお知らせしています。

 

Step5. 完成・納品(発送)
完成後、商品を発送(もしくは店頭お渡し)致します。
Q. どのくらいのサイズまで対応可能ですか?
A. 創作和紙(染め加工のないもの)は手のひらサイズの小さなものから、4m以上の大型のものまで対応可能です。染色和紙は最大約4mまでとなります。デザインや仕様によっても異なりますので、詳しくはお問合せ下さい。
 
また、白無地の和紙に関しましては種類にもよりますが、幅98cm〜100cm×長さ50m内で切り売り(m単位)しております。
Q. 創作和紙や染色和紙の用途について教えて下さい。
A. 主にインテリア全般に使われています。
例えば、アートパネルやタペストリー、光壁などの壁面装飾をはじめ、衝立・屏風、作品制作の素材、撮影用の背景紙、ディスプレイ、テーブルランナーなど用途は様々です。
Q. お支払方法について教えて下さい。
A. 現金支払、クレジットカード決済(VISA、Master、American Express)、コンビニ決済、翌月後払い、PayPal、銀行振込、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、楽天ペイ、Amazon Payからお選び頂けます。
Q. デザインイメージを見ることはできますか?
A. はい、弊社オフィシャルサイト内の専用ページで一例をご覧いただけます。
そのほか、ブログでも染色・創作和紙カテゴリーにてご紹介しています。

和紙のQ&A:和紙の原料となる楮(こうぞ)1kgあたりからA4ほどの紙は何枚ほどできるのでしょうか?

*****日本の和紙について分からない事にお答えする「和紙のQ&A」*****

和紙の原料となる楮(こうぞ)

A4用紙の種類にもよりますが、一般的な上質紙(コピー用紙・化学パルプ100%使用・重量は1枚あたり約4g程)を想定してお応え致します。

結論からいうと、楮(こうぞ)原料1㎏から、A4紙が10枚程作れます。
楮の原木を100とすると、使用出来るものは僅か4%といわれています。どれくらい少ないかというと、洋紙原料の木材パルプの場合は、原料100に対して90~95%。純度の高い化学パルプの場合は50%程が残るそうです。

つまり同じ原料の重さから、化学パルプだとなんと125枚程のA4紙が作れる計算です。
強靭な繊維を持ち、耐久性の高い和紙の貴重さが分かりますね。

 

和紙のQ&A:習字に使われている半紙は純粋な和紙ですか?

*****日本の和紙について分からない事にお答えする「和紙のQ&A」*****

書道半紙

今では100均でも売っている半紙。えっなんでそんなに安いの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一言で和紙といっても、原料や配合率、製法などによって様々なものがあります。
和紙の定義が無いに等しいため「習字に使われる半紙が純粋な和紙か」を判断するのは簡単なことではありません。

そこで今回は、半紙の種類についてまとめました。
種類が分かるだけでも、購入の際に参考になりますよ。

 

【半紙の種類一例】
主な産地:高知、愛媛、静岡。※改良半紙は愛媛、静岡。

 

機械漉きパルプ半紙(円網み-まるあみ):表面がつるつるしている。大量生産が可能で安価なため、主に学童や初心者用として使われる。

機械漉きパルプ半紙-模造半紙(短網-たんもう):表面が手漉き和紙のような風合い。和紙に書き味も似ていることから、一般的な練習用に使われることが多い。

漢字用半紙(手漉き半紙・機械漉き):やや厚手で、表面が少々ざらつきのある風合い。原料は楮・三椏・雁皮・ワラ・パルプなど。配合や組み合わせが様々あり、書き味やにじみ具合が異なる。

かな用半紙(手漉き・機械漉き):雁皮を主原料とした薄手で、表面がなめらかで光沢がある和紙。そのほかにも楮・三椏・雁皮・マニラ麻・ワラ・パルプ等を混合させたものがあり、組み合わせによって風合いや価格が異なる。

改良半紙(手漉き・機械漉き):三椏を原料とする薄手の和紙。

 

半紙にはパルプが主原料の和紙風のものから、純粋な和紙の半紙まで、様々な種類があることをお分かり頂けたかと思います。
見分け方は非常に難しいところですが、一つの目安として「値段」があります。
書き味も異なる事から、可能であれば試し書きされる事をおすすめ致します。

皆さんが必要としたときに、一番求めている和紙をお買い求め頂けたら幸いです。

和紙のQ&A:和紙の耐久年数は何年くらいでしょうか?

*****日本の和紙について分からない事にお答えする「和紙のQ&A」*****

製作風景(悠久紙・五箇山和紙)

日本で最も古い和紙は何年前の物がご存知でしょうか。
正解は、なんと1300年以上。漉かれたのは702年(大宝2年)で、正倉院に保管されている美濃国(岐阜県南部)、筑前国(福岡県西北部)、豊前国(福岡県東半部と大分県北部)で漉かれた戸籍用紙です。

そんな事から「和紙は1000年もつ」と言われていますが、実際には全ての和紙がそれだけの長い年月もつわけではありません。
和紙の耐久性を大きく左右するポイントは2つあります。

楮原料(悠久紙・五箇山和紙)

■どの様な原料を使用し、どの様な処理を行って漉かれた和紙なのか。

■保存・使用環境

 

~良質な和紙は経年に強い~

弊社でも取り扱っている「灰煮障子紙」使った障子は、10年経っても変色や破れがありませんでした。
少なからず紫外線の影響は受けているとは思いますが、見た目の変化がないのにはビックリです。
長持ちする和紙には、

■化学薬品を一切使わないため、和紙繊維が傷んでいない

■和紙原料100%で漉いている(パルプなどを使わない)

■国内原料を使用している(日本の原料は強靭な繊維を持ち、品質が安定している)

という特徴があります。

100年前の大福帳(悠久紙・五箇山和紙)

長期保存を想定し、原料の選定から加工方法にこだわった良質な和紙。そして良い使用環境であれば、1000年の年月にも耐えられるのです。ちなみに文化財の修理修復で使用する様な和紙は、「いつ・どこで・誰が・どの様な原料を使って・どの様に処理して漉いたのか」を記録として残し、必要な時に手に入れられるようにしています。

 

~和紙の保存の天敵~

保存・使用環境はとても重要です。
例えば、常に太陽光にさらされているような障子紙などは、紫外線などの影響から劣化が進みやすいといえます。

■湿気・水気:カビなどの恐れがある。

■紫外線:劣化が進みやすい。

 

和紙には、安価なお土産用から長期保存を目的としたものまで様々なものが出回っています。
一概にすべてが長持ちするというわけでは無いので、用途に合わせて最適な和紙を選んで下さい。

アートパネル オーダーメイド製作のご注文について

「理想の空間作りをお手伝い致します」

 
紙あさくらでは、一般住宅・ホテル・旅館・マンション・モデルハウス・レストラン・飲食店・カフェ・オフィス・病院・クリニック・公共施設など、幅広い空間に向けたアートパネル オーダーメイド品の企画制作を承っております。

「どんなデザインが合うか分からない…」という場合でもご安心下さい。飾られる場所の写真などをメールでお送り頂けましたら、無料でご提案・お見積りさせて頂きます。

1点から大口まで、商品に関してご不明な事が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
お電話・Faxでも受け付けております。

わびさび和紙アートパネル インテリア装飾- Wabi-Sabi Washi Art Panel飲食店インテリア用の和紙アートパネル3連(正面)和モダン和紙ウォールアートパネル(壁インテリア)入り口用正面から珪藻土デザイン和紙アートパネルJAPANESE PAPER ART PANEL For restroom / Diatomaceous earth (珪藻土)正面温泉旅館壁面に設置した、円形の和紙インテリアアートパネル(斜めから)オフィスインテリアの和紙アートパネル 室内装飾- Wabi-Sabi Washi Art Panel

 

「アートパネル オーダー製作 : よくあるご質問(FAQ)」

 

Q. 納期はどれくらいですか?
A. 【オーダーメイド品】
仕様や数量により変わりますが、製作開始から約2~3週間です。
お急ぎの場合や、ご希望のお届け日がある場合には、調整も可能です。
 
【セミオーダー品】
オンラインショップ「Washiあさくら」のアートパネル加工サービスでは、ショップ内のお好みの和紙をアートパネルに加工納品しております。
納期は制作開始から約1週間で、お急ぎ対応も可能です。
Q. 主な制作の流れを教えて下さい。
A.  制作のお問い合わせをいただいてから、完成に至るまでの大まかな流れは下記の通りです。

Step1. お問合せ
アートパネルの仕様やデザインについて、分からない事がありましたらお知らせ下さい。
ご不安に感じている部分や、概算見積り、納期など、何でも結構です。

 

Step2. 打ち合わせ・ご提案
可能であれば、設置をお考えの空間・壁面が分かる写真を1~2点お送り下さい。
ご要望をお聞きしながら、打ち合わせ・ご提案を行います。

 

Step3. お見積もり・ご入金
仕様が決まりましたら正式なお見積もりをお知らせ致します。
内容にご納得頂けましたらご入金をお願い致します。
※ご入金前にキャンセルとなっても、お客様に費用のご負担はありません。

 

Step4. 製作開始
ご入金確認後、製作を進めさせて頂きます。
途中経過をメール等でお知らせしています。

 

Step5. 完成・納品(発送)
完成後、写真をメールでお送り致します。
ご了解頂いてから梱包し、発送(もしくは店頭お渡し)致します。

 

アフターサービス
末長くお使い頂けるようにサポートいたします。
 
メンテナンスなどの日頃のお手入れについて、ご説明・ご案内しております。
パネル本体を活かして新しいデザイン和紙の張替、修理などもおこなっておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。※他社の和紙製品については対応しかねますのでご了承ください。
Q. アートパネルの飾り方を教えてください。
A.  まず、パネル重量に対して十分余裕をもった耐荷重の金具を選んでください。
軽量のものであれば市販のピン(ダルマピン)を2個使用して飾ることが出来ます。
ピクチャーレールがある場合には、対応するワイヤーフックを用いることで壁に穴をあけずに設置が可能です。
 
※参考記事:インテリア用アートパネルを美しく設置する2つのポイント
 
取付け方法や壁面の強度によって、実際の耐荷重がメーカー公表の耐荷重より小さくなる可能性もあります。
耐荷重が大きすぎて問題になることはありませんので、数値に余裕のあるものを使用すると安心です。
Q. お支払方法について教えて下さい。
A.  現金支払、クレジットカード決済(VISA、Master、American Express)、コンビニ決済、翌月後払い、PayPal、銀行振込、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、楽天ペイ、Amazon Payからお選び頂けます。
Q. 制作事例を見ることはできますか?
A.  はい、弊社オフィシャルサイト内の専用ページで一例をご覧いただけます。
そのほか、ブログでも和紙アートパネルカテゴリーにてご紹介しています。

オーダーメイド 和紙アートパネルの事例(AP_10)を追加しました。

玄関ホール用としてご依頼頂いた、創作和紙アートパネル事例を追加致しました。

設置をお考えの空間は、床以外“白と黒”で統一され、落ち着きのあるモダンな雰囲気。
「既にあるインテリアアイテムとの調和や、空間のイメージに合わせて落ち着いたデザインにしたい」とのご希望をうけて、サイズやデザインをご提案しながら打ち合わせを行いました。下記リンクよりご覧頂けます。

玄関ホール用の創作和紙インテリアアートパネル(右斜めから)
玄関ホール用の創作和紙アートパネル(AP_10)
■寸法:W700mm×H200mm×T20mm
■仕様:墨染め楮紙、五彩箔、ラメ入り樹脂ライン

和紙ウェディングブーケ(菜の花)製作事例を追加しました。

和紙ブーケの製作事例として、菜の花のウェディングブーケ・ブートニアを追加しました。

お花や葉まで、全て和紙で製作された暖かみのある質感の和紙ブーケは、結婚式後にアフターブーケとしてお使い頂けます。
※下記リンクより事例をご覧頂けます。

菜の花の和紙ウェディングブーケ(結婚式用)
菜の花の和紙ウェディングブーケ(BQ_14)
■ご用途:結婚式・ウェディングブーケ
■和紙の花について:
土佐和紙(高知県)をはじめとした国産和紙を使用して作られた花や葉。
和紙の良し悪しが仕上がりに影響するため、素材作りから染色、加工、アレンジメントに至るまで全て自社一貫制作でおこなっています。和紙の花は枯れる心配がなく、いつまでも美しく咲き続けます。

和紙のQ&A:鳥の子紙の耐久年数はどれくらいでしょうか?

*****日本の和紙について分からない事にお答えする「和紙のQ&A」*****

鳥の子紙

紙の色が鶏卵(淡黄色)に似ていることが語源の「鳥の子(とりのこ)紙」。
出来るだけ長く保存したいとお考えの場合は、使用されている原料に注目する必要があります。
そこで今回は、鳥の子紙の「主な用途や産地」「見分け方」「原料と価格差の目安」について解説します。

 

【主な用途や産地】

主な用途:書画、日本画、短冊や色紙、表装

主な産地:福井県(越前和紙)、兵庫県(名塩和紙)

 

【手漉き・機械漉き】

鳥の子紙は、伝統的な手漉きでつくられる「本鳥の子」、機械漉きでつくられる「鳥の子」で区別されています。

 

・本鳥の子(手漉き)特号紙・一号紙・二号紙・三号紙・四号紙

・鳥の子(機械漉き)二号紙・三号紙・四号紙・上新鳥の子・新鳥の子

 

【原料と価格の目安】

鳥の子といっても、使用する原料や配合、手漉き・機械漉きかで価格も異なります。
※価格はあくまで目安となりますので、参考までにご覧ください。

 

・特号紙(雁皮のみ)約¥14,000前後

・一号(雁皮と三椏の混合)約¥8,500前後

・二号(三椏のみ)約¥6,600前後

・三号(三椏と木材パルプの混合)約¥3,000前後

・四号(マニラ麻と木材パルプの混合)約¥2,700前後

 

・上新鳥の子(木材パルプ)約¥500前後

・新鳥の子(木材パルプと古紙)約¥300前後

 

このように、様々な種類のある鳥の子紙。
長期保存をお考えの場合は、特号紙・一号・二号の中からお選び頂くことをお勧め致します。
※ただし、原料の産地や製造時に薬品処理の有無によっても耐久性は大きく異なります。
もしご不明なことが御座いましたら、ご遠慮なくお問合わせください。

和紙のQ&A:手漉き・機械漉き和紙で値段が違うのは何故ですか?

*****日本の和紙について分からない事にお答えする「和紙のQ&A」*****

~手漉き・機械漉き和紙、製作工程の違い~

手漉き弁柄和紙

手漉き和紙については見たことがある方もいらっしゃると思いますが、手漉きは簀桁(すけた)という道具を使って職人さんが一枚一枚漉いています。

漉きあがって重ねた物を専用の道具で余分な水分を取っていきます。その後、金属製の乾燥機による乾燥か、もしくは昔ながらの板に貼り付けて天日乾燥を行って完成します。手漉き和紙には4辺に特徴的な耳ができ、板干しの場合は和紙の表面に薄っすらと板の目が見える事もあります。

 

機械漉き麻和紙

機械漉き和紙は洋紙程ではありませんが、均一の和紙を大量に漉く事が出来ます。

製造時には繋がった状態で漉かれていて、乾燥後に巻き取ってロール状にしています。あまり大きいと出荷し難いので和紙にもよりますが、大体50~100m巻きでまとめられる事が多いです。2辺に手漉き同様の耳が出来ます。

 

製造工程をかなり省いてご説明しましたが、このように機械漉きの和紙は大量生産が可能なので1枚あたりの単価が安く、その結果、手漉き和紙と機械漉き和紙の値段が違ってくるのです。
と、ここまでは一般的な話ですが、実際にはその先があります。

 

~機械漉き和紙でも、耐久性に優れた上質なものもある~
日本の中でもごく限られた機械漉き和紙メーカーさんで、地元産の原料に拘り、化学薬品を一切使わずに漉いている所があります。漉きあがった和紙を見ると自然な艶感、透き通るような透明感や繊維の強さが感じられます。
機械漉きは手漉きの様に“少しだけ漉く”という事が出来ないので、そのような高価な和紙を製造出来る所も限られています。

和紙の業界ではよく、「上質な和紙をカッターなどで切る時には、シャーと高い音が出る」と言われています。良い和紙をカットする際には、いつもその違いを実感。強靭な繊維が、複雑に絡み合って出来ている証拠です。

※ブログ記事「10年以上張り替えいらずの障子紙!本物の和紙はこんなにも違う」では、上質な機械漉き和紙をご紹介していますので合わせてご覧下さい。当店でも障子紙のような薄手から、版画に使われる厚手まで常時取り扱っております。

 

~手漉きだから良いとは言えない。その理由~
一方で手漉き和紙であっても価格を抑える為に、原料を化学薬品で漂白し製造工程の簡素化をおこなって漉かれたものもあります。その他にも洋紙の原料でもあるパルプ(混入比率を増やす等)を入れて、お値打ち感のある和紙も市場では出回っています。

誤解の無い様に言いますと、最も大切な事は用途に合わせて最適な和紙を選択する事なので、どの和紙が良い悪いという訳ではありません。安くても表情や質感が面白い和紙もありますし、何より気軽に使える事が嬉しいですよね。是非色々な和紙に触れて頂きたいなと思います。

つまり、機械漉き=安価な和紙というイメージがありますが実際のところ、そうとは言い切れないのです。

 

私たちが和紙の品質を確かめる際にも、手漉きや機械漉きの判断ではなく、どのような原料をどのように処理をして和紙を漉いたのかを見ています。また、弊社では染色や加飾等の加工も行っているので、上質な和紙とそうでない和紙の違いが加工時に明らかになる事も多いです。参考になりましたら幸いです。

お問い合わせ